□ 展覧会
酸素、鉄、水が存在する天体。私たちが生存するその場所では金属は常に腐食の過程に晒される。常温での酸化を扱った連作『Land of Corrosion 腐食の地 』に心象という観点から制作した作品を加えた新作『酸素、鉄、そして遊星の色彩』の展示。
Sun Dance for Sun Down; suspended body, tiny ballet and desire – 2014
ミラノで発表した磁気の状態を動的に可知化させた作品。縮小版にて本邦初展示。
two installation pieces + other:
Oxygen and Iron, and Color for Planet – Land of Corrosion 2024
□ Artist
佐藤実 / minoru sato -m/s
http://www.ms-wrk.com | https://www.youtube.com/@woowhaz/videos
1963年宮城県生まれ、現在鎌倉市在住。自然記述と芸術表現の関係に関心を持ち、音・光・磁気・腐食・熱と言った自然現象と多様な概念に基づいた展示作品や実演作品を制作し、国内外の学際的な領域で発表を行っている。並行してASUNAや吉田アミ等との共同作業がある。1994年-2006年アーティストレーベルWrKを設立・運営。また1991年-2013年まで公立美術館の学芸員としてアートイベント・美術展を企画。近年はアメリカの作曲家アルヴィン・ルシエの作品研究や芸術に関する講演会、コミュニティFM「渋谷のラジオ」にて写真家の平間至と共に音楽番組のパーソナリティなども務めている。