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– 不確かな風景 – / 田鎖幹夫

[ 不確かな風景 ]

旅の途中、列車に乗りながら、窓から見える風景をランダムにシャッターを切りながら撮影すると、抽象画のような風景が撮れた。それらを蜜蝋の上に転写する、画像は反転し、所々剥がれたりする。そして新たに不思議な風景が出来上がった。写真の蜜蝋転写作品10点ほどの他、水彩、墨、蜜蝋、ガラス絵、和紙作品など30点余りを展示予定。

1979年、光と影をテーマとし、パースペクティブを利用したスーパーレアリズム風の作品を描き始める。その後、次第に抽象方向へ向かい、1992年よりアクリルや和紙を使用した作品で、個展を中心に発表を始める。2010年より蜜蝋に興味を持ち、海外で制作されているエンコウステイックARTを研究しながら、紙を使用した日本の「蜜蝋画」を独自に追求、他に、写真転写、板による制作など、様々な蜜蝋画の可能性を探りながら制作を続ける。
個人的なことを社会との関わりの中から探すことをテーマとする。

[ exhibition information ]

– 不確かな風景 – / 田鎖幹夫
2025 1/31 Fri – 2/17 Mon
10:00 – 19:00
開廊 : 金, 土, 日, 月 | 予約制 : 火, 水 | 休廊 : 木

アクセス

[ artist ]

田鎖幹夫 / Mikio Tagusari

1955 東京生まれ
1979 東京学芸大学高校教員養成課程美術科卒

– publication
「蜜蝋画の楽しみ – 作品集と技法入門-」 2020年 ギャラリーステーションより出版

– solo exhibition
1989 キッドアイラック アートホール(明大前)
1992 グリーンコレクションズ(青山)
1997 Oギャラリー(銀座)~2001まで毎年
2001 養清堂画廊(銀座)
2002 ギャラリーテムズ(武蔵小金井)
2003 ギャラリーゴトウ(銀座)
2004 ギャラリーf分の一(神保町)
2005 ギャラリーゴトウ(銀座)/ ギャラリーワッツ(青山)
2009 ギャラリー砂翁(日本橋)/ アートプロガラ(福岡)
2012 ギャラリー砂翁(日本橋)/ アートプロガラ(福岡)
2013 ART space ある・る(牛久)/ ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)
2014 ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)/ ART space ある・る(牛久)
2015 アートプロガラ(福岡)/ ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)
2017 ART space ある・る(牛久)/ ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)
2019 ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)
2020 ギャラリーYORI(代々木上原)/ ART space ある・る(牛久)/ ギャラリー島田(神戸)
2021 ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)/ アートプロガラ(福岡)/ obi gallery(藤沢)
2022 ギャラリー五峯(練馬)/ ギャラリーYORI(代々木上原)/ obi gallery(藤沢)/ ART space ある・る(牛久)/ ギャラリーKingyo(根津)
2023 ギャラリー砂翁&トモス(日本橋)/ ギャラリー島田(神戸)/ obi gallery(藤沢)
2024 ギャラリー五峯(練馬)/ ギャラリーYORI(代々木上原)/ アートプロガラ(福岡)

– group exhibition

2024 「浅野井春奈・田鎖幹夫」obi gallery(藤沢 )/「M.G.RAIN SPRING SESSION 2024」Monochrome Gallery RAIN(池尻大橋)

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